ZWO望遠鏡 FF65 AP 65/416 クインテット（五枚玉） AM3およびカーボン三脚・マウント付き（84333）

FF65は、天体写真撮影用に設計されたフラットフィールドアストログラフで、f/6.4の口径比と416mmの焦点距離を備えています。他のZWO FFアポクロマートがクアドラプレット設計を採用しているのに対し、FF65は2枚のED（超低分散）レンズを含むクインタプレット構成となっています。この高度な光学設計により、色収差やその他の収差を優れたレベルで抑制し、シャープで色再現性の高い画像を撮影するのに最適です。

FF65はセルフレベリング設計を採用しており、天体写真撮影に最適化されています。フルサイズカメラセンサーを完全に照射でき、周辺星の歪みも最小限に抑えた高精度なスポットダイアグラムを実現しています。

光学設計と利便性

追加のフラットナーを購入したり、バックフォーカスを計算したり、特定の距離を設定したりする必要はありません。FF65は、さまざまな撮影用アクセサリーとともに、天体写真撮影の準備が整っています。カメラを取り付けてピントを合わせるだけで、すぐに撮影が可能です。

FF65には、伸縮式の防露シールド、Vixen/GPファインダーシュー、プリズムレール、ハンドル付きチューブクランプ、複数のカメラアダプター（M48、M54、M68）が付属しています。

各アダプターのバックフォーカス距離は以下の通りです：

• M48x0.75外ネジから176mm

• M54x0.75外ネジから105mm

• M68x1外ネジから130mm

ZWO AM3 ハーモニックドライブギア搭載赤道儀

ZWO AM3は、天体写真撮影用に設計された軽量・ポータブルなマウントです。重量は4kg未満で、カウンターウェイトなしで最大8kgまでの望遠鏡を搭載可能です。カウンターウェイトとロッド（別売）を使用すれば、最大13kgまで対応します。AM3は長年の開発と複数の特許技術を採用しています。

多彩なモードと簡単操作

AM3は赤道儀モードと経緯台モードの両方で動作可能です。天体写真撮影には赤道儀モードを使用し、極軸合わせを行います。観望や月・惑星の撮影には経緯台モードが便利で、数分でセットアップできます。マウントのステータスインジケーターは現在のモードを表示し、赤は赤道儀モード、緑は経緯台モードを示します。

カウンターウェイト不要設計

従来のドイツ式赤道儀はバランスのためにカウンターウェイトが必要ですが、AM3のハーモニックドライブは8kgまでの望遠鏡であればカウンターウェイト不要で、マウントをより軽量・コンパクトにします。より重い機材には、安定性向上のためカウンターウェイトを追加できます。

滑らかで高精度な追尾

すべてのAM3マウントは出荷前にテストされ、周期誤差は±20秒角未満であることが保証されています。周期誤差はゆっくりと発生するため、オートガイダーが十分に補正できます。ST-4オートガイディングポートを搭載し、ASIAirなどのソフトウェアを使えば周期誤差をさらに最小化できます。

世界中で使用可能、旅行にも最適

AM3は赤道から極地まで、地球上のどこでも使用可能です。コンパクトなサイズで、飛行機の手荷物にも簡単に収まり、旅行にも最適です。

WiFiによるワイヤレス操作

すべてのマウント機能はスマートフォンから操作可能です。AM3はZWO ASIAirシステムと特に高い親和性を持ち、カメラ、オートガイダー、マウントを1つのアプリで制御できます。付属のハンドボックスでもワイヤレス操作が可能で、ケーブルの煩わしさがありません。

カーボン三脚 ― 安定性と携帯性

安定した三脚は望遠鏡システムに不可欠です。付属のカーボン三脚は軽量かつコンパクトで、旅行にも最適です。軽量ながら最大50kgまで支えることができ、大型のマウントや望遠鏡にも対応します。

さらに安定性を高めるため、三脚には砂や石を入れて脚に取り付けられるウェイトコンテナが付属しています。これにより、要求の高い観測や撮影セッションでも安定性が向上します。